民泊を始めるハードルはさほど高くはありません。現在、大阪市では特区民泊の受付は終了していますが、民泊新法による民泊でも、一般的なホテルに比べれば設備面でも手続き面でも参入障壁はかなり低くなっています。それだけに大阪市内には今、多くの民泊がひしめいており、観光客やビジネス客のパイを奪い合っている状態です。
実際にAirbnbやBooking.comなどのOTAを見てみると、工夫をこらしたリスティングでアピールしていますが、何十とある民泊の中から自分のページにたどり着いてもらうのは大変です。
そこで、最も効率がよいのが、リピーターを掴むことです。
そもそも民泊はホテルのように画一的な施設で高度にマニュアル化されたサービスを提供するものではありません。自分の家ではありませんが、ホテルと家の中間である友達の家や別荘、おばあちゃんの家のような立ち位置になります。もちろんホテルに比べて価格面でリーズナブルという利点もありますが、民泊の持ち味は人間的で温かみのあるサービスにこそあるのではないでしょうか? そしてそんな民泊らしい居心地の良さが「また来たい」と思わせるのです。
民泊にリピーターを呼び込むコツ3選
〇ゲストの質問、要望にできる限り迅速に答える
ゲストからは様々な要望や質問が寄せられますが、このメッセージの対応の早さと、ゲストに気持ちに寄り添う親しみやすさがイメージを決めます。画一的なマニュアル言葉では、今日日AIと大差ありません。ホストとして、ゲストの気持ちに寄り添い、一つ先を読んだ温かみのあるメッセージ対応がカギです。
〇清潔感はマスト
高級ホテルのように隅々までぴかぴか、染み一つないような部屋が用意できればいいですが、民泊の場合はそこまでするのはハードルが高すぎます。また、古びていてもそれなりに古民家の雰囲気が醸し出される場合もあります。しかし、清潔感は次の訪問をまたしたくなるかどうかに大きく影響するのも事実です。最低限、「遊びに行った知り合いの家」以上の清潔度を目指しましょう。
〇マニュアル外のサービスを
ホテルや旅館はきっちりとマニュアルがあり、逆に言えばマニュアル外のサービスは苦手です。そこに民泊の大きな強みがあるのです。おそらく部屋を予約したゲストとは、来るまでに「家族で初めての日本」「友達と同窓会がてら」「スポーツ大会に出るため」など、メッセージのやり取りを通じて訪問目的を知ることもありますよね。そういう時、誕生日であればハッピーバースデーバルーンを、結婚記念日ならお祝いボードを、など、マニュアル外のサービスをすることでゲストに大喜びされて、「この宿は自分のことをものすごく思いやってくれている」と感じさせることができます。
まずは民泊としての高クオリティを維持することが一番ですが、どれだけ個性的なおもてなしができるか、これも民泊としては重要なのです。そういったアイデアや対応はやはりプロに任せるのが一番です。