今、大阪には多くの民泊があり、特に受付終了前の特区民泊への駆け込み需要もあり、かつてない程に民泊の規模が急拡大しました。当然それにつれてパイの奪い合いのような状況も生まれています。たとえば十年程前、大阪で民泊を経営することは「始めたらすぐに儲かる」というような状況でした。今でも大阪の繁華街を歩いていてもインバウンドの観光客を多く目にしていますよね。イメージ的には十年前と同じように、始めたらすぐに次から次へと予約が入って、何もしなくても収益が上がるはず、と思う方も多いですが、これだけ民泊の数が多くなると、そうとも言えなくなっています。
私たちの社名「エボルブ(Evolve)」は、英語で進化するという意味です。この名前には意味があります。以前、社長の木藤田は整骨院で働いていましたが、その時の院長が常に新たな方向へと進化しようとする人でした。それに大きく影響を受け、ビジネスでも、そして人間としても常に進化し続けることが重要であるという信念からこの名前をつけました。
それは民泊も同じです。まだ数自体が少なく、AirbnbやBooking.comに登録すれば儲かる、という時代は終わりました。当然民泊も進化していかなければ、すぐにこの過当競争の
波に飲み込まれてしまいます。そんな民泊と一緒に、オーナーと一緒に、進化していく会社であり続けたいという私たちの思いは、変わることはありません。
2016年に島之内のワンルームマンションの一室で実際に自分で民泊を経営することから始め、そこから「民泊をやってみたい」という方々の運営代行、管理を請け負うことになり、一気に管理施設は300程度まで増えましたが、そこでやってきたのがコロナ禍です。あの時は本当に苦しくて、売上が95%減りました。実際に周囲からも「もうやめたほうがいいよ」と何度も言われたのですが、そこでやめるという考えには至りませんでした。なぜなら、一緒に頑張ってくださるオーナーの皆さんがいたからです。皆さんが頑張ってくれている以上、自分だけ逃げるわけにはいかないし、ここで諦めたらこれまで頑張って蓄積してきたものが無駄になってしまいます。
この苦しいコロナ禍でエボルブが学んだのは、ただ値段を下げ、際限のない価格競争で疲弊していくのではなく、あらゆる可能性、たとえばOTAの見せ方であったり、設備やしつらえなど、どうしたらもっと見てもらえるか、オーナーと一緒に考えるということです。もちろん価格の見直しも重要ですが、エボルブは「人が入らないのなら安くすればいい」という安易な結論は出しません。私たちは、民泊というものが大好きです。そしてそこに来てくれるゲストの方々に満足してもらうための努力は一切惜しみません。そして、一番重要なのが、オーナーと一緒に考え、進化するということです。
民泊には必ず苦しい時期があります。その時、私たちは「今は時期が悪いから」で片づけるようなことはしません。今も民泊の大きなマーケットだった中国人観光客の激減という向かい風が吹いていますが、だったらどうやってそれ以外のゲストにアピールするかを一緒に考え、ノウハウを提供し続けます。
ぜひ、納得がいくまでエボルブとお話しください。